スペインや南米に旅行に行く時、よく聞かれるのは家族構成。
特に南米の家族はとても人数が多く、絆もとても強いのが特徴です。
自己紹介をした後に、よく、兄弟は何人いるの?お父さんお母さんは元気?と聞かれます。
そんな時、自分の家族を上手に紹介できるように、今回は簡単に覚えられるスペイン語で家族の紹介する仕方を学びましょう!
お父さん、お母さんを表すスペイン語
まず、お父さん、お母さんはスペイン語でなんと言うのでしょうか。“お父さん“は“padre(パドレ)“、“お母さん“は“madre(マドレ)“と言います。
また、英語や日本語でもよく使うように“papa(パパ)“、“mama(ママ)“とも言います。
簡単ですね。
例えば相手に、“彼は私のお父さんです”と言いたい時はこう言います。
El es mi padre.(エル エス ミ パドレ)
“El”は、“彼”のことです。
例えば、自分の隣にお父さんがいる時は、紹介しながらこのように言うことができます。
その場にお父さんがいない場合もありますよね。そんな時は、携帯の写真などを見せて、指を指しながら、この文を言うこともできます。
“彼女は私のお母さんです”と言いたい場合は、こうなります。
“Ella es mi madre.(エジャ エス ミ マドレ)“
“Ella”は“彼女”のことです。
今、二つの例文を書きましたが、この二つを覚えておくと、あとは兄弟、姉妹、祖父母など単語を変えるだけで、自分の家族をたくさん紹介できますよ!
他の家族を表すスペイン語
ではその他の家族の単位をスペイン語で見てみましょう。
兄弟、姉妹を表すスペイン語
例えば“兄弟“は“hermano”(エルマノ)、
“姉妹“は“hermana”(エルマナ)
と言います。
祖父、祖母を表すスペイン語

おじいちゃん、おばあちゃんのことは何といったら良いのでしょうか?
“祖父“は“abuelo”(アブエロ)
“祖母“は“abuela”(アブエラ)
です。
息子、娘を表すスペイン語

“息子“は“hijo”(イホ)
“娘“は“hija”(イハ)
です。
男性か女性かで“El”、“Ella”を変えればいいだけなので、
“El es mi hermano.“(エル エス ミ エルマノ)
“彼は私の兄弟です”
“Ella es mi hermana.“(エジャ エス ミ エルマナ)
“彼女は私の姉妹です”
“El es mi abuelo.“(エル エス ミ アブエロ)
“彼は私の祖父です”
“Ella es mi abuela.“(エジャ エス ミ アブエラ)
“彼女は私の祖母です”
という感じになるわけです。簡単ですね!
是非この基本的な文を覚えておきましょう、いろいろな場面で役に立ちますよ。
何人兄弟かを伝えるスペイン語

では、最もよく聞かれるであろう、“兄弟は何人いるか?”という質問にはどう答えたらいいでしょうか?
現地の人たちは何人兄弟がいるのかをよく知りたがるので、最初から兄弟は何人いますという文を覚えておいた方がいいですよ。
例えば、“私には兄弟が三人います”と言いたい時は、
“Tengo tres hermanos.“(テンゴ トレス エルマノス)
となります。“tres”は数字の3を表します。
原型がtener(〜を持っている)という動詞を使っているので、直訳すると、“私は兄弟を三人持っています”という感じになります。
また、英語と同じく、複数になると、最後にsがつきますので、“hermano“が“hermanos“になっていますね。
物に関していえば、基本的に複数になるとsがつくことも覚えておくと良いでしょう。
ちなみに“hermanos“と複数形になることによって、性別は関係なくなるので、姉妹の場合でも複数ならこの文のまま紹介することができますよ。
スペイン語で一人っ子は何と言う?
一人っ子の場合はどうしますか?その時は、“Soy hijo único.“(ソイ イホ ウニコ)
“私は唯一の息子です”
“Soy hija única.“(ソイ イハ ウニカ)
“私は唯一の娘です”
と言えます。少し遠回しですが、一人っ子ですという意味です。
それに付け足して、“兄弟・姉妹はいません”という意味の、
“No tengo hermanos.“(ノ テンゴ エルマノス)
と言えると、より良く分かってもらえますよ!
さて、簡単で基本的な家族の紹介の仕方を学んできました。
ぜひスペイン語を話す相手に、自分の家族の写真を見せながら、家族構成を紹介してあげましょう。
もしできるなら、相手の家族について聞いてあげると、きっと喜んで教えてくれるので、会話がさらに弾みますね!